活動報告
秋元克広連合後援会、さっぽろの未来をつなぐ市民の会では去る11月2日ホテルロイトン札幌で「秋元克広のさっぽろ未来セミナー」を開催しました。
市長に就任後2回目のセミナーで、当日は11月初旬としては、肌寒い天候であったにもかかわらず、1200人にも及ぶ市民の方々のご参加をいただきました。ご多用のなか出席された方々、開催に際しご支援いただいた方々に心から深く感謝申し上げます。
セミナーは一部と二部に分けて開催。一部では、スポーツと都市のマーケテイング戦略を幅広く研究し、実際にスポーツをまちづくりにつなげる提言などを全国各地で実践されている早稲田大学スポーツ科学学術院教授の原田宗彦さんから「スポーツツーリズムによるまちづくり~未来につながる冬季オリンピック・パラリンピック」と題して講演をいただきました。
早稲田大学教授 原田 信彦 様
原田さんは、地域スポーツコミッションの設立など、スポーツを核とした新たなまちづくりが全国的に進められるなか、スポーツと観光を組み合わせたスポーツツーリズムの重要性について語りました。スポーツイベントが地域に与える影響は大きいものがあるとして、「スポーツは隠れた資源であり、人を惹きつける力があるので、観光資源の有無に関わらずイベント開催の意義がある。」とし、「スタジアムなどの施設を必要としないアウトドアスポーツは北海道と親和性が高い。北海道のスキー場の雪質は世界的に見て最高レベルであり、また欧州等の外国では山岳地にのみあるが、北海道ではかなり高度の低い位置にあるなど極めて恵まれた環境にある。スポーツ資源を旅行商品化し、新しい旅の目的と需要を創出する取り組みが重要だ」と語りました。札幌が26年に招致を目指す冬季オリンピック・パラリンピツクについて、「招致とシティプロモーションを同じ土俵で行う『スポーツビット』を進めることで、ウインタースポーツ都市としての知名度が向上する」と語りました。
秋元市長ご夫妻から花束を受ける原田教授
第二部の開会に先立って、さっぽろの未来をつなぐ市民の会及び秋元克広連合後援会の代表でもあります加藤欽也様からあいさつがありました。また、その後秋元市長からも参会された皆様に御礼とあいさつがありました。
第二部開会のあいさつを述べる加藤欽也代表
あいさつを述べる秋元市長
あいさつに引き続き、秋元市長から市長就任以来1年半となって、この間様々な課題にどう取り組んできたのかを「躍動するSAPPORO~この街の輝きを未来につなぐために~」と題した資料を配布し、自らパワーポイントを使いながら説明しました。
少子高齢化やインフラの老朽化などの課題を踏まえつつ、「人を大事にする」という原点を踏まえた街づくりを行う決意を披露しました。世界都市としての魅力と活力を創造し続け、雇用を増加させ、観光地の魅力を高め、札幌市の経済を活性化させるほか、子ども・子育て施策や介護・防災等市民の安全・安心に繋がる施策も前向きに行う旨の説明をしました。
また、再開発により街並みの整備を行い、来年2月の冬季アジア競技大会や来年3月の「障がい者スキーワールドカップ」を成功に導き「冬季オリンピツク・パラリンピック」の札幌招致を実現するため、経済界・北海道と連携して運動に取り組んでいく決意を力強く表明しました。
お見送りをする秋元市長ご夫妻