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株式会社恒栄工業様に感謝状をお渡ししました

16.01.01

平成28年 年頭あいさつ

活動報告

 新年あけましておめでとうございます。謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

 昨年の5月に札幌市長に就任いたしましてから、8カ月が経過しました。この間、就任時に皆さんにお約束した事柄で、早期に着手すべき課題については6月に補正予算を編成し、また、今後5年間の具体的な取り組みを掲げる「札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015」を半年余りでとりまとめるなど、これまでの経験を活かし、スピード感を持って取り組んでまいりました。

 

 私は、194万人の市民が暮らす道都・札幌のかじ取りを担うに当たり、〝人を大事にする〟ことを原点に掲げました。地域の実情をしっかりと見つめながら、市民・企業・行政が手を取り合って地域の課題を解決する、「徹底した地域主義」によるまちづくりを進めることと、役所の理屈ではなく、私を含めた職員一人一人が持つ「市民感覚」を大切にした行政運営を行っていきたいと考えています。

 そして、札幌の二つの未来の姿を描きました。一つは「誰もが安心して暮らし、生涯現役として輝き続ける街」、もう一つは「世界都市としての魅力と活力を創造し続ける街」です。誰もが生涯現役として輝き続ける街であることが、都市の魅力と活力を創造する源泉となり、そこから生み出された都市の魅力と活力が、働く場の確保や経済の活性化へとつながり、人々の暮らしをより豊かにするといった、「まちづくりの好循環」を形成していきたいと考えています。

 その実現のための指針が「札幌市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015」です。この計画は「雇用を生み出す力強い街」、「女性が輝き子どもたちが健やかに育つ街」、「いつまでも安心して暮らせる街」、「魅力と活力にあふれた暮らしやすい街」という4つの重点課題を柱として、約700もの事業で構成しています。

 プランのとりまとめに当たり、皆さんから多くの貴重なご意見を頂戴しました。皆さんの札幌市への熱い思いと行動力に、深く感謝申し上げます。

 

 就任2年目を迎える今年は、策定した計画を着実に実行に移す1年としてまいります。

 まず若い世代が安心して働ける雇用の場を確保するため、さまざまな業種にその効果が波及する観光産業の活性化を図ります。街全体で観光客を受け入れる「おもてなしのうねり」を創出すべく、市民のおもてなし意識の醸成や事業者のサービスアップを支援する取り組みを実施します。そして、増加する外国人観光客の受け入れ環境の整備や、

MICEの推進に力を注いでまいります。

 社会全体で子育てを支える仕組みを整えることも重要と考えています。仕事と暮らしが調和したライフプランを実現できるよう、育児休業が取得しやすい環境づくりなどの取り組みを強化します。また、札幌の未来を担う「さっぽろっ子」の育成も大事な未来への投資の一つです。子どもたちの学習意欲や論理的思考力を高める教育の機会を一層充実させるほか、生まれ育った環境に将来を左右されることなく、子どもたちが自ら未来を切り開いていけるように、しっかりと支援をしてまいります。

 この街に住む全ての人々が、安心して暮らし、社会に参画できる街にするための施策も大切です。高齢者が就労しやすい環境を整えることで、誰もが生涯現役で活躍できる社会を目指します。また、障がいのある方の外出支援サービスをより充実させ、社会参加をさらに後押ししていきます。

 札幌が今後も国内外から多くの人々や企業を引き付けるためには、新しい試みに果敢に挑戦し、都市の魅力と活力を創造し続けることが不可欠です。そのため、子どもたちに夢と希望を与える冬季オリンピック・パラリンピックの招致に引き続き取り組むほか、北海道新幹線の札幌延伸を見据え、札幌駅交流拠点をはじめとした駅周辺のまちづくりを進めます。さらには、次世代型エネルギーとして期待される水素エネルギーに着目した、先駆的な取り組みを推進してまいります。

 

 私たちの街・札幌は、充実した都市機能と豊かな自然を兼ね備え、多くの市民から愛される街である一方で、人口減少や超高齢社会の到来と公共施設などの都市基盤の老朽化といった大きな課題も抱えています。このようなソフト・ハードの両面に困難な課題が存在する今の札幌ですが、私はこれを、街の魅力をさらに高めるチャンスであると捉えています。高齢社会や省エネルギー社会など、これからの時代に対応した街に変えていくために、今こそ、市民・企業・行政の総力、いわば「市民力」を結集し、北海道や道内市町村ともしっかり手を携えるときです。「オール札幌」、「オール北海道」で課題の解決に取り組み、国内外から人、モノ、情報などを引き付けて都市の魅力を高め、高めた魅力でさらに多くの人、モノ、情報などを引き付けるといった良好な循環を育んでいけば、必ずやこの難局を乗り越えられるものと確信しております。

 先人達が築き上げてきた、私たちの愛してやまないこの街を、さらに豊かな形で次の世代に引き継いでいくため、どうか、今年も皆さん一人一人のお力添えをお願い申し上げます。本年が皆様にとりまして、素晴らしい年となることをお祈りいたします。

 

 

札幌市長 秋元 克広

15.12.28

円山動物園の改善に関する提言書をいただきました

活動報告

平成27年12月22日(火曜日)

 

「市民動物園会議」の金子委員長と高井副委員長から、『マレーグマ「ウッチー』の死亡事案に係る改善計画(中期的課題)に対する提言書」をいただきました。

提言書では、「休園日の増加」や「飼育員の増員」、「飼育員を専門職にすると同時に高卒以上に門戸を広げる事」などをご提言いただきました。

金子委員長からは、「円山動物園には全国トップレベルの園を目指してもらいたい。」という要請もいただきました。

提言書の内容をしっかりと受け止めて、市民に信頼される動物園となれるよう、早急に対応できるところから取り組んでまいります。

 

札幌市長 秋元 克広

15.12.28

北海道銀行と「空き家対策などに係る連携協力協定」を締結しました

活動報告

平成27年12月21日(月曜日)

 

株式会社北海道銀行(笹原 昌博頭取)と「移住及び定住の促進並びに空き家対策に係る連携協力に関する協定」を締結しました。

この協定は、道外からの移住、定住を促進するほか、空き家対策のために、お互いが持つ情報や機能を効果的に活用し、地域の課題を解決することを目的としています。

具体的には、道外からの移住者に金利を優遇した「道銀移住・定住促進住宅ローン」の活用促進や札幌市が首都圏で開催する移住促進イベントでの相互協力、空き家の除去に関する札幌市の補助制度を活用される方に、「道銀空き家解体・有効活用ローン」の金利の優遇などを行います。

札幌市においても人口減少という問題に直面していくこととなりますが、今回の連携のように企業の協力を賜りながら、課題を解決していきます。

 

札幌市長 秋元 克広

15.12.28

路面電車ループ化(都心線)開業式典・出発式を開催しました

活動報告

平成27年12月19日(土曜日)

 

12月20日の路面電車ループ化区間の運行開始を記念して、開業式典と出発式を開催いたしました。

この度のループ化により、これまでいずれも終着駅であった「西4丁目」と「すすきの」停留場との間、約400mがつながります。

この区間は、路面電車が車道の真ん中ではなく、歩道に寄り添って走行する「サイドリザベーション方式」を採用しており、歩道から直接乗り降りできます。

近年、路面電車は人や環境に優しい公共交通機関として、その良さが見直されております。札幌市では、路面電車の更なる利用拡大に向けて、停留場のバリアフリー化や、老朽化したレールの更新時に振動などを抑えた乗り心地の向上などに取り組んでまいります。

 

札幌市長 秋元 克広

15.12.28

「北海道・札幌市行政懇談会」を開催しました

活動報告

平成27年12月17日(木曜日)

 

平成27年12月17日に知事公館をお借りして、「北海道・札幌市行政懇談会」を開催し、北海道と札幌市の双方に関係する事柄について高橋知事と意見交換させていただきました。

今年度第2回目となる今回は、札幌市がホスト役を務める当番だったのですが、会場として使いたかった豊平館が改修中であるため、知事公館をお借りしたものです。

北海道と札幌市の若手職員が北海道全体の活性化に向けた取り組みなどを話し合っている「北海道・札幌市政策研究みらい会議」に関する事柄や「冬季オリンピック・パラリンピックの札幌招致に係る取組」、「行政の効率化に向けた連携」、「北海道新幹線の開業に向けた機運醸成等および札幌延伸の取り組みについての状況報告」のほか、人口減少問題への対応や2017冬季アジア札幌大会、グローバル人材育成に係る連携について意見交換させていただきました。

これらの事柄は一つひとつが重大なものでありますので、札幌と北海道が一緒に手を携え、連携を深めてしっかりと対応していきたいと考えています。

 

札幌市長 秋元 克広

15.12.28

世界ジュニアBカーリング選手権に出場する皆さんがお見えになりました

活動報告

平成27年12月15日(火曜日)

 

フィンランドで来年1月に開催される21歳未満の世界ジュニアBカーリング選手権に出場される、男子日本代表「チームにいの」の皆さんが、市役所を訪問してくださいました。

「チームにいの」は、札幌市内の高校生2人、南富良野中の中学3年生3人のチームで、コーチは、オリンピックに2回出場された金村萌絵さん(旧姓目黒さん)のお父さんが務められています。

11月に長野県で行われた日本ジュニア選手権に最年少で臨んで、年上のチームを倒して世界B選手権への出場権を勝ち取りました。

選手の一人、青木選手は「技術とチームワークが武器です。粘り強く戦って優勝したい。」と力強く決意を述べてくださいました。

私からは「海外の大会を楽しんで、上位入賞を目指してください。」との激励をさせていただきました。

世界ジュニアB選手権は、24の国と地域が争って、上位3チームが来年3月にトルコで開催される世界選手権の出場権を得ることが出来ます。

皆さん、世界選手権目指して頑張ってください!

 

 

札幌市長 秋元 克広

15.12.14

駐日アイルランド大使がお越しになりました

活動報告

平成27年12月10日(木曜日)

 

駐日アイルランド大使のアン・バリントン閣下が札幌市役所にお越しになりました。

来年1月に札幌西高校の生徒さん15名がアイルランドを訪問予定であることをきっかけとして、12月11日に札幌西高等学校で講演をされることになったことから札幌にお越しになられたとのことです。

お互いの国を理解するには、それぞれが現地でふれあい、地域の生活や文化を肌で感じることがとても大切です。今後も様々な分野で、札幌とアイルランドとの交流が深まることを期待しています。

 

 

札幌市長 秋元 克広

15.12.14

独立行政法人国際協力機構(JICA)の理事長がお越しになりました

活動報告

平成27年12月10日(木曜日)

 

独立行政法人国際協力機構(JICA)の北岡 伸一理事長ら3人が札幌市役所にお越しになりました。

皆さんは11日に開催された、「読売ビジネスフォーラム」に出席するために札幌にお越しになられたとのことです。

札幌市では、JICAの開発途上国への支援活動「草の根技術協力事業」を活用し、モンゴルへの消防技術支援を行っており、2015年度からは送配水機能改善協力事業を行っています。

北岡理事長から、「政府レベルだけではなく、自治体・民間レベルで関係を深めることは非常に重要である」とのお話をいただきました。

 

札幌市長 秋元 克広

15.12.14

アメリカンファミリー生命保険会社(アフラック)「札幌システム開発オフィス」設立発表共同記者会見を行いました

活動報告

平成27年12月9日(水曜日)

 

アメリカンファミリー生命保険会社(アフラック)が、札幌市および北海道の誘致を受け、日本における本社機能の一部を札幌市に移転することとなりました。これは、事業拠点を分散させることにより、地震などの大規模災害リスクに備えるためとのことです。

移転するのは、ITシステムの開発部門です。来年4月に「札幌システム開発オフィス」を開設し、20人以上の体制で業務を開始する予定とのことで、2017年末までには100人規模まで拡大する考えとのことです。

この日は、アフラック日本における代表者である山内 裕司社長とジョン・モアフィールド上席常務執行役員、高橋 はるみ北海道知事と共同で記者会見を行いました。

山内 裕司社長からは、「札幌には前途有望な若手人材が多いと聞いている。積極的な採用をしたい。」と力強いお言葉をいただきました。

札幌にいる数多くの優秀な人材、特に若い世代の方々を道外へ流出させないためには、魅力ある雇用の場の確保が何より重要であると考え、更なる本社機能の誘致の強化に向け、補助制度の拡充を決定したところであります。

この度のオフィス設立はその第1号となるものであり、今後の誘致活動にも弾みがついていくものと、大きな期待を寄せております。

 

 

札幌市長 秋元 克広

 

15.12.14

駐日ドイツ連邦共和国大使がお越しになりました

活動報告

平成27年12月8日(火曜日)

 

駐日ドイツ共和国大使のハンス・カール・フォン・ヴェアテルン閣下が札幌市役所にお越しになりました。

9日に開催された北海道大学でのシンポジウムに出席するため札幌にお越しになられました。

札幌市は、ドイツのミュンヘン市と姉妹都市提携をし、文化的交流やスポーツ交流を行っております。

現在、大通2丁目で開催中のミュンヘン・クリスマス市は、ミュンヘン市との姉妹都市提携30周年を記念に2002年に始まったもので、今年で14回目の開催となります。

今後も、姉妹都市であるミュンヘン市を中心に、ドイツと札幌の交流が深まることを期待しています。

 

 

札幌市長 秋元 克広