2015年に市長に就任してから、約8年間。私は一貫して、「誰もが安心して暮らし生涯現役として輝き続ける街」「世界都市としての魅力と活力を創造し続ける街」の実現に向けて取り組んできました。
前回出馬の際、私は「さっぽろは転換期を迎えている」と訴えました。この街が輝き続けていくためのターニングポイントは、今である。市制施行100周年という大きな節目を迎え、その思いはますます強まっています。
さっぽろは、197万人もの人口を擁する世界的な大都市へと発展を遂げた一方で、人口減少・少子高齢化など、社会構造の変化に伴うさまざまな課題を抱えています。それに加えここ数年は、誰もが予想だにしなかった苦難もこの街を襲いました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大、災害級の大雪、物価・エネルギー価格の高騰……。これらにもしっかり向き合い、必ずや越えていかなくてはなりません。
多くの課題があるからこそ、次なる100年を見据えての街の礎を、今ここで確実に築き上げねばならない。その思いから私は、来春の市長選への立候補を決意いたしました。
市政において最優先なのは、何よりも市民の健康や生活の安全・安心です。先進技術もさまざまに取り入れながら、住みよい街・さっぽろの維持に向け、スピーディーかつ適切な対処を行っていきます。
今を見つめつつ、子どもや若者たちが明日への夢や希望を抱くことができるまちづくりにも、引き続き取り組みます。未来に向け、住みたい街としてのさっぽろの魅力を、ますます高めてまいります。
日々の暮らしに“もっと安心”を。未来に“もっと希望”を。
もっと、もっと、輝き続けるさっぽろを。
次の4年間も、市民のみなさんと思いを一つにし、確かな歩みを進めます。いろいろなご意見、激励を受けとめながら、全力で市政に取り組み、さらなる成果をもたらすことをお約束します。
次なる100年に向けて。ここからまた共に、 “もっと、さっぽろ”を、始めましょう。